[利用者編]施設介護と訪問介護の違いってなに?それぞれのメリットと注意点を解説!
介護サービスにはさまざまな種類があります。
通うもの、生活を移すもの、自宅でサービスを受けるもの。
どれがよいということでもなく、サービスを利用する際には各々のメリットと
注意点の両方をしっかりと理解して検討する必要があります。
今回は、介護サービスの中でも施設介護と訪問介護の二つに絞って説明します。
とりわけ、弊社で行っている訪問介護について詳しく述べたいと思います。
訪問介護のメリットと注意点
メリット
・自由度が高く柔軟にサービスを受けられる
訪問介護と一口に言ってもデイサービスやヘルパーなど比較的細かい需要を満たすために
様々なサービスを提供しています。さらに、訪問介護に従事する企業が市内に複数ある場合は
併用するということも可能な場合があります。
・住み慣れた我が家でサービスが受けられる安心感
他人に介護を受けるというのはそれなりに精神的な負担となるでしょう。
少しでも要介護者の負担を減らすという意味では住み慣れた場所でプロの
介護を受けられるというのはとても大きな安心感に繋がります。
・施設介護と比べて費用が抑えられる
訪問介護は決められた時間の間でサービスを受けるので、そこに居住する施設介護に
比べると安価にすみます。弊社での訪問介護サービスを検討の方はお気軽にお問い合わせください。
注意点
・施設介護に比べるとできないことがある
基本的に要介護者がそこにいて要介護者のための、身体介護・生活援助に限ります。
例えば、食事や排せつ、入浴や着替えの介助はします。
しかし、介護者が趣味で行っていることなどについてはご家族に介助していただくことになります。
つまり、要介護者が食事や入浴などの生活動作が困難で、介助を必要とする場合において介護する
という形になります。
また、よく勘違いされている方がいますが要介護者以外のご家族の方に関わる介助は致しておりません。
要介護者”本人”を介助するというのが原則となります。
付け加えると、医療行為もできません。
・家族の負担は大きい
決められた時間内のみの介助になるので、必然的にそれ以外の時間はご家族が介助をする必要があります。
・サービスが受けられる時間に制限がある
訪問介護を必要としている方は大勢います。
訪問できるスタッフの数にも限りがあります。
そのため、一人の要介護者のところにつきっきりということはできないのです。
施設介護のメリットと注意点
メリット
・家族の負担が減る
要介護者が施設に入居し職員が常に介助するので、ご家族の負担が肉体的にも精神的にも大きく減ります。
また、要介護者の中には介護をしてくれている家族に対して負担をかけてしまっていると引け目を
感じてしまう人もいます。施設を利用することで、そういった気持ちから解放されるという側面も
あることでしょう。
・入居者同士の交流があり、孤独ではない
要介護者となるとどうしても家族やヘルパーといった交流する人間が固定化されます。
そうなってくるとどうしても、孤独感や閉塞感を感じることもあります。
ですが、施設介護では職員以外にも他の入居者が多くいますのでそこで交流が生まれます。
・迅速な対応を受けられる
訪問介護とは違い医師等の専門家の処置が受けられるというメリットがあります。
要介護者の体調が悪くなったときに、すぐに対応してもらえる点も安心感があります。
注意点
・多額の費用が掛かるし、問題が生じたときに施設を変える手間が大きい
要介護者が施設に”居住”することになるので、訪問介護に比べて高額な費用が掛かります。
そして、施設との間になんらかの問題があった場合、他の施設に移るか自宅に戻るかの選択肢があります。
どちらにせよ、金銭的にも肉体的にも移動にはそれ相応の負担がかかります。
・施設になじむ必要がある(人間関係の問題やルールなど)
他の入居者との交流は良い点であると同時に悪い側面もあります。
人と人との関係ですので、合う合わないがあるかもしれません。
さらに、施設ごとに規則が定められています。
その細かさ、厳しさは施設によって違いますが、これも合わない場合があるかもしれません。
・施設によっては空きがでるまでいくらか待つ必要がある
施設介護はキャパシティに限界があります。
条件の合う希望の施設があったとしても満員の場合は空きが出るまで待つ必要があります。
おわりに
施設介護と訪問介護、どちらが正しいということはありません。
両者の良いところ、悪いところをきちんと精査して選ぶとよいでしょう。
私たちは、訪問介護サービスを行っておりますのでお気軽にご相談ください!
さんずビーイングは愛知県春日井市の訪問介護事業所です。
訪問介護を中心とし障がい者の方達や高齢者の生活や楽しみのお手伝いをしています。
現在一緒に働く従業員を募集していますので、ご興味ある方はぜひ採用情報を御覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。